司法書士法人 五反田司法事務所 | 相続登記・遺言 | 不動産の売買・贈与 | 会社設立 | 法人設立 | 公正証書作成 | 裁判書類作成 | 福岡県北九州市
どんなに多額の借金を抱えている方でも、借金は必ず法律により解決できますので、決して自分一人で悩まずに司法書士等の法律専門家に相談されることをお勧めします。
そのため多くの方が利用しているのが、司法書士による任意整理による方法です。司法書士は一定の金額以下の場合、債権者と裁判外の交渉することが出来ることから、個々に債権者と交渉して債務を整理していくという方法です。
債務整理（借金整理）とは、法律に基づき借金を整理する方法です。その中の手続きの方法として、�’ぐ媽依���特定調停�８朕雄得賢ぜ�己破産があります。この4つの債務整理の方法のどれを選択したら分からないという方がほとんどだと思います。４つの債務整理の方法の中で一番適している方法を判断するには相当の法律の知識が必要であり、専門家でさえその選択に迷う場合もありますので、多重債務でお悩みの方は自分で判断するのではなくまず司法書士等の法律専門家に相談されてください。
任意整理とは、裁判所などを利用せず、司法書士等の法律専門家が個別に債権者と交渉をして、利息制限法による法定金利で引直し計算をして借金の元金を確定し、さらに元金の減額や利息の一部カット、返済方法などを決め、話し合いにより解決していく手続のことです。任意整理は、あくまでも話し合いによる解決方法であり裁判所などを利用しない手続きであるため、債権者はこの話し合いに応じる義務はありません。債務者が債権者に直接交渉しようとしても、債権者は話し合い応じてくれないことが多いようですので、任意整理は事実上、債務者個人で行うことはかなり困難であり、司法書士等の法律専門家の関与が必要になります。 債権者との交渉の結果、合意ができた場合は、３年〜５年の間で借金を分割して返済していくことになります。また、任意整理による債権者との交渉の結果、過払い金が発生し返還を受ける場合もあります。
任意整理のメリット
全ての債権者でなく一部の借金のみを整理することもできる。
司法書士等法律専門家に依頼した後は債権者からの取立てが止まる。
借金の元本を減額したり利息のカットや、過払い金を取り戻すことができる場合がある。
自己破産のように職業や資格の制限がない。
市町村役場の破産者名簿に載ることがない。
裁判所等に行く必要がない。
任意整理のデメリット
ブラックリストに登録されてしまう。
数年間（７年〜８年）は、借金をしたり、クレジットカードを作ることができない。
あくまでも債権者との交渉であるので 話し合いがまとまらない場合もある。
裁判所の調停委員が債権者と話し合いをしてくれるといった裁判所を利用した任意整理のようなものです。任意整理と違って裁判所に出向く必要がありますが、債権者の協力を得やすいというメリットもあります。
調停委員と債権者との話し合いの結果、合意ができた場合は、３年程度で借金を分割して返済していくことになります。但し、任意整理のように、過払い金が発生した場合、返還を受けることはほとんどありません。
特定調停のメリット
裁判所に申立をすれば、債権者からの取立てが止まる。
全ての債権者でなく一部の借金のみ申立をすることもできる。
借金の額が減額され、毎月の返済額も少なくなる。
調停委員がすべて債権者と話し合いをしてくれる。
自己破産と違い、どんな借金の理由であっても申立てができる。
特定調停のデメリット
ブラックリストに登録されてしまう。
数年間（７年〜８年）は、借金をしたり、クレジットカードを作ることができない。
あくまでも調停委員と債権者との話し合いであるので 話し合いがまとまらない場合もある。
支払を怠ると強制執行される可能性がある。
借金の元本を減額したり、過払い金を取り戻すことはできない。
個人再生の大きな特徴は、元本を大幅に減額することができる点、また自己所有の自宅を維持しながらその他の借金を整理することができる点にあります。
大幅な元本の減額というのが、どれくらいなのかと言うと、借金の総額（住宅ローンを除く）の５分の１又は１００万円のいずれか多い額を、３年間（例外５年間）で分割返済していくことにより、残りの借金は全て免除されるという手続です。
例えば、住宅ローンの借金2０００万円、その他の借金５００万円（６００万円）の場合、住宅ローンの支払いは約定どおりそのまま支払い続けていき、その他の借金は１００万円（１２０万円）まで減額され、これを３年間で、毎月約２万７７００円（３万３３００円）の返済を３年続けることができれば、残りの４００万円（４８０万円）は免除されることになるのです。
個人再生のメリット
借金の総額（住宅ローン除く）の５分の１または１００万円（いずれかの多い額）まで減額することができ、大幅な借金の減額ができる。
住宅（自己所有）を手放さなくてすむ。
自己破産と違い、どんな借金の理由であっても申立てができる。
個人再生のデメリット
ブラックリストに登録されてしまう。
数年間（７年〜８年）は、借金をしたり、クレジットカードを作ることができない。
官報に掲載される。
手続きが非常に複雑であり、時間がかかり、費用も高額になる。
破産をしても借金がなくなるわけではありません。免責決定を受けることによって借金がなくなるのです。免責が確定すると、借金（一部の債権を除く）がなくなり、公私の資格制限もなくなり全く普通の生活にもどることができるようになります。
またあわせて、
■契約書・明細書・領収書等（借金の内容が把握できる資料）
■預通帳等（財産について把握できる資料）
を拝見いたします。
